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蒸気船ウィリーピートの噛みタバコが衝撃!あらすじや曲紹介

蒸気船ウィリーは 1928 年に公開されたウォルト・ディズニーが製作した短編映画です。この映画は、ミッキー・マウス初主演映画となっており、ミッキーのコミカルな表情や音楽を交えたテンポのいいこの作品は公開当初から様々な年代の人に愛される映画となりました。

ミッキーとミニーが出演した初めての映画はまた、ミッキー・マウスもこの映画で正式にデビューしたことにより、その後公開されていくたくさんのアニメーション映画に出演することにより世界のスーパースターとしてのキャリアを積み始めることになります。

私がこの映画に出会ったきっかけは、学生時代に受講したディズニーの授業がきっかけでした。その授業ではウォルト・ディズニーとはどんな人物だったのか、そしてウォルトがミッキー・マウスを生み出し、彼に込めたウォルトの思いなど様々な視点からディズニーの世界を学んでいきました。その中で、ディズニー映画の原点である蒸気船ウィリーを初めて観てとても感動して鳥肌がたった覚えが
あります。今回は、私にとってディズニー映画が大好きになった原点ともいえるこの作品について紹介していきたいと思います。

蒸気船ウィリーのキャラクター紹介

ミッキー・マウス


船長であるピートのもとで働いています。作品冒頭、船長の許可なく船を運転してしまい、ピートに怒られ船内の地下でじゃがいもを剥く雑用をさせられてしまいます。

ミニー・マウス

ピートの船に乗ろうとしていたところ、乗り遅れてしまいミッキーの助けによってなんとか船に乗り込みます。しかし、持っていた楽譜とバイオリンをヤギに食べられてしまい…。

ピート


蒸気船の船長。現代の作品でよく描かれている悪役の要素は全くなく、不器用な面もみえますがわりと真面目?な船長のようです。

 

あらすじネタバレ♪

ここで、簡単に『蒸気船ウィリー』のあらすじをご紹介したいと思います。

ある日、ミッキーは船長であるピートの目を盗んで蒸気船を運転していました。船長になった気分で、口笛を吹いたり汽笛を鳴らしてみたりとってもご機嫌です。しかし、そんな様子をピートに見られてしまいミッキーはピートに怒られてしまいます。操縦室外にいるオウムにも馬鹿にされ、気分は最悪です。

途中、船着場に一旦船を止めて荷物を積んだ後再出発するのですが、なんと同じ船に乗るはずだったミニーが乗り遅れてしまい、船を走って追いかけてきます。それに気づいたミッキーは、クレーンを使ってなんとかミニーを船に乗せることに成功します。助けてくれたミッキーにお礼を言いたそうなミニーでしたが、持ってきた楽譜とバイオリンが船に乗っていたヤギに食べられてしまっていました。

時すでに遅し、ミッキーが止めようとした時にはヤギは全部食べてしまっていました。しかし、その様子を見ていたミッキーは何故かヤギのしっぽを回せば蓄音機と同じように音楽が流れると思い、ミニーにしっぽをカギ型にして回してみるように伝えます。

すると、なんとヤギの口からオクラホマミキサーが聞こえてきました。気分が乗ってきたミッキーは地下室に進むと、近くにあった色んな道具で演奏をし始めます。

 

歌・曲紹介☆

この作品で使用されいる楽曲は、『スチームボート・ビル』という曲と『わらの中の七面鳥』という曲の 2 曲が使われています。スチームボート・ビルは 1928 年に公開された『キートンの蒸気船』という映画で使用された楽曲です。パッと名前を言われてもピンとこないかもしれませんが、こちらの楽曲は蒸気船ウィリーの映画冒頭でミッキーが口笛を吹いている曲です。

『わらの中の七面鳥』はアメリカ民謡のひとつで、実は私たちにも馴染みの深い楽曲です。小学校や中学校の林間学校などでフォークダンスをされた経験はありませんか?『わらの中の七面鳥』はオクラホマミキサーと呼ばれているので、そちらのタイトルの方が知っている方が多いかもしれません。

この頃発表された作品はウォルト・ディズニー自身で製作されているので作曲されたというよりもアレンジをしたものが多いかもしれません。


蒸気船ウィリーでピートが食べてるものは何!?

作品中でピートが食べている四角いものは一体何なのか?私もずっと疑問に思っていました。モノトーンの映画なので、色や形だけだとチョコレートに見えてしまいますが…。実は、あれは噛みタバコと言われるものなんです。タバコの嗜み方では一番古い方法とされており、直接タバコの葉と石灰などの成分を含んだものを噛んで唾液は飲み込まないで吐き出すというものです。

西部劇などで見られる痰壷は、喉の調子が悪くて痰を吐き出している訳ではなく、噛んだ後のものを吐き出すためのものだそうです。現在でも噛みタバコは存在しているようですが、現代の風潮に合わなかったりと様々な理由で愛好者が減ってきているようです。

ディズニー映画の中でも葉巻を吸っていたり、手巻きタバコやパイプを使って喫煙しているキャラクターがいるようにタバコひとつでもその当時の時代背景が分かるかもしれませんね。

蒸気船ウィリーの評価は?

公開されたのが 1928 年、今から 90 年前ということもあり賛否両論色んな意見があると思っていたのですが、総じてこの映画を見た方の感想は素晴らしいという評価がたくさん見られました。私も小さい時この映画を見たときは絵がガサガサで音は小さいし、ミッキー喋らないし…と思っていたのですが、大きくなってから見直してみると本当に素晴らしい映画だというのがよく分かりました。

時代背景から考えてみると日本は昭和 3 年で、この年はアムステルダムオリンピックが開催されたり今ではお馴染みの牛乳石鹸やキリンレモンが発売になったりなどとても活気に溢れた年です。

この頃の日本で公開されたアニメーションもやはり短編作品が主流でしたが、セル画を用いた作品ではなく切り絵を使用したアニメーションを作成していました。切り絵でアニメを作成するというのも、それはそれでとてもすごい技術だと思います。蒸気船ウィリーはもちろん日本でも公開されました。その影響は強く、その後日本でもたくさんのトーキーアニメーション映画が制作されいくことになります。

当時の技術は現代でも評価され多くの人たちに愛され続けています。ウォルト・ディズニーのアイディアの素晴らしさがとてもよく分かる作品でもあるので、観たことない方には是非一度観ていただきたい作品です。

蒸気船ウィリーが出演しているパレードやグリーティングについて

東京ディズニーランド、トゥーンタウンにあるミッキーの家とミート・ミッキーにて蒸気船ウィリーのミッキーに会うことができます。こちらはグリーティング施設で、ミッキーの家の奥にあるムービーバーンにて映画の撮影中のミッキーに会うことができます。

こちらでは全部で 4 本の映画を撮影しており
『ミッキーの大演奏会(1935 年)』
『蒸気船ウィリー(1928 年)』
『ミッキーの夢物語(1936 年)』
『魔法使いの弟子(1940年公開のファンタジアより)』
のミッキーに会うことができます。どのミッキーに会えるかは撮影室のドアを開けてからのお楽しみです。


こちらの施設はとても人気があるため、平日でも 45 分程土日祝では 90 分程待つこともあります。

こちらの施設を利用するオススメのタイミングは、パレードの合間です。トゥーンタウンはパレードの終着点であるため、鑑賞するゲストがたくさん待つエリアでもあります。他のアトラクションでも共通して言えることですが、いつも待ち時間が長くて諦めているアトラクションやグリーティング施設はパレードの時間帯を狙うと空いていることが多いのでオススメです。

 

蒸気船ウィリーグッズについて

東京ディズニーランドにて、先程ご紹介したミッキーの家とミートミッキーで会えるミッキーをモチーフにしたグッズが販売されています。ぬいぐるみバッジ、きんちゃく、クリアファイルセット、缶バッジ、ブックマーカーセット、ふせんセットがあります。セットと表記しているものは 4 種類のミッキーが全て揃ったものなのでミッキーのファンには堪らないグッズだと思います。また、ぬいぐる
みバッジや巾着は映画に登場するミッキーや映画のポスターのようなイラストが描いているのでとても可愛く普段使いもしやすいデザインになっています。

一度品切れ状態になった商品もあり、人気があるのでご紹介した商品ももしかしたら売り切れてしまっている可能性もあるのでパークに訪れた際に一度近くのキャストさんに確認をしてみてください。

その他、デイズニーストアや洋服ブランドのシークレット・ハニー、ユニクロなどでコラボ商品として発売されることもあるので要チェックです。

まとめ

今回はミッキー・マウスのデビュー作品とされている『蒸気船ウィリー』をご紹介しました。今から 90 年前に公開された作品ですが、ミッキーをスーパースターにした原点でもありディズニーファンであれば知らない人はいないと思うほど有名な作品です。

それも全てディズニーの世界観を作り上げたウォルト・ディズニーとミッキー・マウスの功績といっても過言ではないでしょう。ディズニーの作品は現代になっても世界中の人に愛されるものが多く、母から子へと受け継がれていくものも多いのではないでしょうか。これからも、たくさんの夢や冒険の世界を見せ続けてほしいですね。