ディズニー・PIXAR・実写映画

リメンバーミーネタバレ!意味や声優を紹介!隠れキャラや感想まとめ

どのディズニーアニメも風景が美しく描かれつい感情移入してしまうほど魅力があるキャラクターたちが大好きです。
皆さんも思わずディズニーの個性溢れるキャラクターたちの魅力にハマってしまっているのではないでしょうか。

ディズニー最新作、リメンバー・ミーではその魅力が最大限に表現されています。

日本では公開前のリメンバー・ミーのあらすじやネタバレを紹介します。ネタバレも含まれているので、記事を読むときはご注意くださいね。

アメリカをはじめ、カナダやメキシコでは既に映画館でリメンバー・ミーが放映されています。
海外在住の私は公開直後に映画館で見てきました!ミゲルの優しさと、ミゲルの家族への深い愛情に感動しました。

今回の舞台は「死者の国」。肉体を無くしてしまった人たちが過ごす死者の国では、現世とかわりない暮らしが紹介されています。ただ一点の違いを除いて…。

音楽と家族の大切な絆を思い出させてくれるリメンバー・ミーの主人公ミゲル。彼の純粋な気持ちが、離れてしまった家族の絆を再び取り戻す感動のストーリー。ぜひ、御覧下さい!

リメンバー・ミーのキャラクター紹介

ミゲル・リベラ(日本語吹き替え:石橋陽彩)

代々音楽を禁止する家族に囲まれて育つ少年。心がとても純粋で、優しい男の子です。

実は音楽の天才で夢はミュージシャンになることですが、家族に打ち明けられずにいます。ある死者の日、ミゲルは飾ってあった写真から、ひいひいおじいちゃんが有名なミュージシャンだったと気づいてしました。

この瞬間からミゲルの大冒険がはじまります。

ココ

ミゲルのひいおばあちゃん。
100歳近い高齢で、普段はほとんど喋ることはありません。ミゲルは反応がないひいおばあちゃんにいつも、その日あった出来事を話しかけています。

エレナ

ミゲルのおばあちゃん。
家族を愛していて、家族を守るためならなんだってする力強いおばあちゃん。これぞ「ザ・メキシコのおばあちゃん」というキャラクターです。怒る時に靴を使うのは、メキシコのおばあちゃんの定番!

ヘクター(藤木直人)

死者の日、毎年家族に会いに帰ろうと試みるが、ことごとく失敗してしまうガイコツ。
死者の国に迷い込んだミゲルの相棒となり走ったり転んだり歌ったり踊ったりと大忙し!
冒険が進むにつれ、だんだんヘクターの身体に異変が…。死者の国でのルールとは?!

エルネスト・デラクルス(橋本さとし)

ミゲルが生まれ育った町が生んだ伝説のミュージシャンで、ミゲルのひいひいおじいちゃん。
彼の絶大な人気と早すぎた悲惨な死を悲しむ声も多いが、彼は死者の国でもスターになっているのでした。だが、彼には誰にも言えない秘密が…。

ダンテ

現世でのミゲルの相棒。
メキシコ原産のかわいいワンちゃん。ミゲルが音楽の天才であることを知っているただ一匹の犬。ミゲルのことが大好きで死者の国にまでついて来てしまう。

あらすじ・ネタバレ

メキシコは町中が毎日音楽で溢れています。
公園、街角、レストランだけでなく、みんな歌を歌い、ラテン音楽の陽気なリズムに合わせダンスをしています。

ある一家だけを除いて。

小さな町に住むリベラ一家は家族で靴屋を営んでいます。
この一家は「音楽禁止」エレナおばあちゃんは、家族が音楽にふれることを強く禁止していたのでした。

ミゲルは優しく純粋な心を持った男の子。この靴屋の跡取り息子です。

ミゲルの日課はその日あった出来事をひいおばあちゃんのココに話すこと。

相棒のダンテにエサをあげるのも日課。

そしてミゲルにはもうひとつ、誰にも言えない日課がありました。

それは、家族に隠れてギターの練習をすること。

ミゲルには憧れのミュージシャンがいました。彼の名前はエルネスト・デラクルス。デラクルスは生前、誰もが知る有名なミュージシャンで、名曲も残しています。ミゲルはこの歌が大好きです。
俳優もこなす人気者でしたが、不慮の事故で突然なくなってしまうのでした。

ミゲルは家業を手伝うため、そして立派な靴職人になるために公園で靴磨きの手伝いをしています。

今日の靴磨きのお客様はマリアッチ。そして、この日は公園で誰もが参加できる音楽祭が開催されます。たくさんのミュージシャンが今日、ここでギターを弾くのです。

出演はしたいけど、ミゲルが家族からの許しをもらえるわけがありません。

そんなミゲルにマリアッチは自分のギターを渡し、練習してみたらいいと言います。

戸惑いながらもミゲルがギターの弦をはじこうとしたその瞬間…!

「ミゲル!!」

後ろからミゲルを呼んだのは、怒らせると怖いエレナおばあちゃんでした。タイミングが悪く、こともあろうかエレナおばあちゃんにギターを持っている姿を見られてしまいます。

エレナおばあちゃんは、ものすごい剣幕でマリアッチに怒鳴りかかります。

「ミゲルに音楽をさせるなんて!!」

マリアッチはエレナおばあちゃんの剣幕におされ、逃げ帰ってしまいます。

それもそのはず。エレナおばあちゃんは靴を脱いでマリアッチに殴り掛かっていたのですから。

リベラ一家の人間が音楽に触れるなんてもってのほか。ミゲルは家に連れ戻されてしまいます。

今夜の音楽祭に出掛けたいミゲルですがマリアッチのギターを手に取っていたことがバレてしまったので、ますます外出を許してもらえません。

さらに今日は死者の日。1年に1度、亡くなった家族が家に戻って
くる日です。
メキシコでは亡くなった家族の写真を家に飾り故人をしのびます。

ミゲルの家でも亡くなった家族の写真が飾られ準備が整いつつあります。

ミゲルは音楽祭に出掛けることができない悔しさと音楽への情熱を家族にわかってもらえない寂しさから、ひとり屋根裏にこもります。

ここはミゲルだけしか知らない秘密の小さな屋根裏。

ろうそくにひとつひとつ火をともしその灯りでギターの練習をするのです。

大好きなアーティストのビデオがミゲルのギターの先生。
彼の歌を聴き、彼のギターを聴き、ひとりでギターの練習をしていました。この時間が家の中でミゲルが音楽に触れることができる唯一の時間でした。

日が暮れはじめ、空はだんだんと暗くなっていきます。夜になっても町中、死者のペイントをした人たちであふれています。

どうしても音楽祭を諦めきれないミゲルはギターを手にこっそりと家から抜け出そうとこころみますが、うまく抜け出すことができません。

とうとう逃げ場がなくなり家族に見つかってしまいそう!でも、ギターだけは隠したい!!

「ミゲル、なにをしているの?」

振り返ると、そこにはエレナおばあちゃんとお父さん、お母さんの3人の姿が。

間一髪、ミゲルはとっさに亡くなった家族の写真が飾ってあるテーブルの下にギターを隠したのでした。

3人はミゲルが立派な靴職人になるようにと作業用のエプロンをプレゼントして家業を継ぐことを祝福するのです。

正直、ミゲルにとって嬉しい話しではありません。ですが、音楽を禁止している家族の目の前でミュージシャンになりたいとは口が裂けても言えませんでした。

3人が部屋からたちさった後、ダンテが亡くなった家族の写真が飾ってあるテーブルの上で遊ぼうとしていました。

せっかく並べた写真やお花がぐちゃぐちゃになってしまうので、ミゲルはすぐにダンテをとめましたが、ひとつだけ写真が床に落ちてフレームが壊れてしまいます。

そのとき、ミゲルは床に落ちた写真の隠された部分を初めて知ることになります。

写真を拾い上げたミゲルは一瞬、目を疑います。

まさか、この写真にあの伝説のギターが写っているなんて夢にも思いませんでした。

そう、写っていたギターはまぎれもなくこの町が生んだ伝説のアーティスト、エルネスト・デラクルスのギター!!

自分のひいひいおじいちゃんが、大好きなエルネスト・デラクルスだと知ったミゲルは大喜び!

思いがけない喜びにいてもたってもいられなくなったミゲルは、音楽の道に進みたいと初めて家族に伝えます。

自分たちの家族がミュージシャンだったと知れば、家族も賛成してくれる!!

はずでしたが、エレナおばあちゃんはミゲルの大切なギターを奪ってしまいます。

家族を捨て、音楽を選んだひいひいおじいちゃんのことを誰も許そうとはしません。ひいひいおじいちゃんを夢中にさせた音楽も家族は許そうとはしません。

やはり、家族は誰もミゲルの音楽への情熱を理解しようとはしませんでした。

ミゲルは誰も自分を理解しようとさえしない家族に悲しみ、家を飛び出してしまいます。

ミゲルが向かったのは音楽祭が開催される公園でした。

ですが、音楽祭に出演したくても、ギターがありません。唯一のギターはエレナおばあちゃんに奪われてしまったので、ミゲルにはどうすることもできません。

他の出演者に頼んでも、誰もギターを貸してくれる人はいませんでした。

せっかく、音楽祭に来たのに、ギターが演奏できないなんて…。

途方にくれていたミゲルはふと、あることを思い出します。

ひいひいおじいちゃんのギターがある!

そこは墓地を抜けた教会の中。ミゲルのひいひいおじいちゃんであるエルネスト・デラクルスのギターが保管されている場所でもあります。

教会の周りの墓地も、今日はたくさんの人であふれています。みんな、死者の日をお祝いしています。

ミゲルは人知れず中には入りたいのにダンテが大きな声をあげながら付いてきてしまいます。

お墓に置かれている食べ物をダンテにあたえなんとかひとり教会に侵入します。

おそるおそる、保管されているひいひいおじいちゃんのギターを手に取るミゲル。

その時すでに音を立てずに静かに変化ははじまっていたのでした。

この時ミゲルはまだ「何か」が代わったことに全く気づいていませんでした。

ミゲルがギターの弦をはじいた瞬間冒険は幕をあけていたのでした。

教会の警備員のおじいさんが物音を聞いて部屋にかけつけます。これではミゲルは見つかってしまうだけでなくギターを持ち出すこともできません。

「ごめんなさい!」

ミゲルがそう言った瞬間、おじいさんはミゲルの身体をするりとすり抜けギターを元の位置に戻してしまいました。

「え?」

何が起こったのか、わかりません。

誰もミゲルが見えません。

ミゲルの身体は他の人の身体をすり抜けて何も触ることもできなくなっていました。

一気に怖くなり、教会の外に飛び出すと周りの雰囲気がこれまで見たことがない光景に変わっていました!

周りには今まで見えなかった、たくさんのガイコツたちの姿が!

「うわあああ!!」

パニックになるミゲルの目の前になぜか相棒ダンテの姿が。

「なんでダンテがここに?!」

ミゲルはわけがわからないままダンテの後をついていくと、亡くなったはずの自分の家族に出会います。

ロシータおばさん、ビクトリアおばさんフリオひいおじいちゃんと、双子のオスカーおじさんとフェリペおじさんまで!

次々に家族が現れる中、ひとりだけ橋を渡れない家族がいました。

橋を渡れなかったのはイメルダ。ミゲルのひいひいおばあちゃんです。

イメルダが橋を渡れないのも当然です。ダンテがテーブルから写真を落としてしまっているのですから。

ミゲルも元の世界に戻らなくてはならず、そのためにはどうしてもイメルダに会わなくてはなりません。

家族に連れられ、ミゲルは橋を渡ります。

その橋はオレンジ色に輝く花びらの橋でした。

花びらは触れていると夕日のように輝きをはなち、手に取るとふわっと風にのり流れていきます。

花びらの橋の向こうにはどこまでも続く美しい死者の国。初めてみる死者の国は様々な色で輝いています。

色鮮やかな光の都市が、まるで空の中に浮かんでいるようです。

花びらの橋を渡ると、幻想的な景色とは対照に近代プログラムをもつ「出国ゲート」が構えていました。亡くなった人が死者の日に家族のもとに行くためにはこのゲートを通らなければなりません。

この出国ゲートを通るためには家に写真が飾ってあることが条件です。

写真が飾ってなければ、家族のもとにはいけません。

なかには無理矢理に出国ゲートを突破しようとするガイコツもいますが花びらの橋を渡りきることは出来ないようです。

ミゲルは無理矢理に出国ゲートを通り抜け走って花びらの橋を渡ろうとするひとりのガイコツを見ます。

しかし、ガイコツは花びらに埋まってしまい橋を渡ることができません。

イメルダもこのガイコツと同じように橋を渡ることができないのです。

毎年、家に帰れたのに何で今年は家に帰ることができないのかとイメルダはとても怒っていました。

ミゲルは飾ってあったイメルダの写真をまだポケットに持っていたことを思い出します。

イメルダが橋を渡れない理由はミゲルが写真を持っているからだったのです。

家に帰りたいイメルダですが、ミゲルもまた元の世界に戻らなくてはなりません。死者の国にいると、ミゲルの身体はだんだんとガイコツに変化してしまいます。

ミゲルの身体が完全にガイコツに変化するのは明日の日の出。それまでに元の世界に帰らなくてはなりません。

ミゲルが元の世界にもどるためにはイメルダのブレスが必要です。

イメルダはミゲルにブレスを与えもとの世界に帰れるようにしますがそれには条件がありました。

「今後、音楽は一切しないこと」

音楽をやりたいミゲルは条件に納得がいかずひいひいおじいちゃんであるデラクルスにブレスをもらうことを決意し家族のもとから逃げ出します。ミュージシャンであるデラクルスなら音楽を一切するなとは条件をつけないではずです。

飛び出したミゲルを家族が追いかけて必死に捕まえようとする中、ミゲルはひとりのガイコツに出会います。

それは花びらの橋を渡ることができなかったガイコツでした。

彼の名前はヘクター。亡くなってから一度も家に帰ることができていないガイコツです。ヘクターにはどうしても家に帰りたい理由がありました。

ミゲルが元の世界に戻るとき、自分の写真を家族のもとに届け飾ってもらえると考えたヘクターは、デラクルスのもとに行きたいというミゲルに強力することにします。

この時、ミゲルとヘクターは強力な追っ手が迫っているとは想像もしませんでした。

その追ってとは…。

デラクスルに会うのは簡単なことではありません。死者の国でも有名なデラクルスは、この日盛大なパーティーを控えていました。

パーティー会場は死者の国の中でもひときわ高い塔の1番上。パーティー会場に入るには招待状を持っていなければなりません。

入り口は塔のふもとにあるロープウェイだけ。他に侵入できそうな入り口はありません。

もちろん部外者がパーティーに入れるわけはありません。まして、生きているミゲルが死者の国をうろついていると分れば、パーティーにたどり着く前に捕まってしまいます。

さらに、ミゲルは有力な情報を手に入れます。死者の国で開催される音楽祭に出演し1位をとれば、優勝商品としてデラクルスのパーティーに参加できるといのうです!

ミゲルが元の世界に戻るためにはデラクルスからブレスをもらわなければなりません。

堂々とデラクスルのパーティーに行くためには音楽祭で優勝する以外に道はありません。

ミゲルは音楽祭に出演することを決意します。

しかし、肝心のギターがありません。

ヘクターの知り合いのおじいさんからギターを借りることになります。

彼が住むのは、死者の国の中でもあまり光がない場所。

彼はハンモックに横になり、とても具合が悪そうです。

暗い部屋にひとり。灯りもつけずに。まるで何かを静かに待っているようでした。

おじいさんは、咳をし、身体が光はじめ息苦しそうにしています。

そして最後の願いだといいヘクターにギターを弾いて欲しいと頼みます。

最期の歌をきくために。

「グラシアス(ありがとう)」

歌が終わるとそう言って、おじいさんは光に包まれて消えていきました。

人は肉体が死んでしまうと現世から死者の国に行きます。

死者の国の人のことを、現世の誰もが忘れてしまった時、死者の国の人は消えて本当にいなくなってしまいます。

これが死者の国でのルールでした。

ハイテンションなガイコツの挨拶ではじまった音楽祭。

ミゲルはステージで歌う曲をUn Poco Loco(ウンポコロコ)に決めました。

ですが、人前で歌ったことが無いミゲル。全く緊張がほぐれません。

緊張がほぐれないまま、とうとうミゲルが歌う順番になってしまいます。

ステージに立っても歌うのをためらってしまいます。

脇に控えたヘクターの励ましのおかげで歌いだすことができたミゲル。観客も徐々に盛り上がります。

ダンテがヘクターをステージに押し出しミゲルとヘクターは2人で歌うことに。軽快なステップのダンスも加わり、会場の盛り上がりは最高潮に!

これで優勝は間違いないと思ったそのとき、ミゲルの家族が会場に駆けつけます。

ミゲルは家族が自分を探しに来たことに気付き、会場から逃げ出しますがヘクターはなぜ会場から逃げなければならないのか、わけがわかりません。

ミゲルはヘクターに「ヘデラクルスが死者の国にいる唯一の家族だ」と言っていました。

なのに、ミゲルの家族がミゲルを探している…。

ヘクターは嘘をついたミゲルを家族の元に連れていこうとしますが、ミゲルはイメルダたちの元には戻りたくありません。

イメルダは「音楽をしてはいけない」という条件をつけます。

デラクルスであれば、そんな条件はきっとつけないでしょう。

デラクルスからのブレスでないと、ミゲルは元の世界で音楽を続けることができません。

ミゲルはこのままでは捕まってしまいもとの世界に戻ったとしても音楽は一生できないと思い家族からだけでなくヘクターからも逃げ出してしまうのでした。

ミゲルはなんとかパーティー会場に辿りつくことができましたが招待状がありません。

ミゲルはデラクルスの家族だといって会場に入り込もうとしますが、当然、会場には入れてもらえません。

そこでミゲルがとった行動は…

音楽祭の優勝者に紛れ会場に侵入することでした。

セキュリティゲートを見事に突破したミゲルはきらびやかな会場に足を踏み入れます。マジックやダンス、室内プールではガイコツたちがショーをしています。

会場でひときわ目立つ大きなスクリーンには生前のデラクスルの映像も。

早くデラクルスに会いたいミゲルは大胆な行動にでます。

パーティー会場の1番大きなスクリーンの前に立ち、演奏をはじめました。

歌った曲はThe World Es Mi Familia(ザ・ワールド・エス・ミ・ファミリア)

歌うミゲルに誰もが注目し、デラクルスに近づいた時

「!」

ミゲルは足を滑らせてしまいプールに落ちてしまいます。デラクルスがプールに飛び込みミゲルを助けてくれますが、ミゲルのガイコツのペイントは水で流れてしまい、人間だと大勢のガイコツにバレてしまいました。

「なんで、君がここに?」

そう質問したデラクルスにミゲルはひ孫だと言うことを伝えました。

デラクルスは戸惑いながらも自分にひ孫がいたことをとても喜んでくれます。

デラクルスはひ孫との出会いを喜びパーティー会場に来ているたくさんのガイコツたちにミゲルを紹介しました。

こうして家族の時間が過ぎていくなかミゲルは家族を捨て音楽を選んだことについてデラクルスと話しをしていました。

ミゲルとデラクルスが話しをしていたときヘクターが現れます。

ヘクターはミゲルにどうしても自分の写真を元の世界に持っていってもらいたい一心でここまでやって来たのでした。一目、家族に会いたい。

驚いたことに、ヘクターとデラクルスは知り合いでした。

2人の会話を聞いていたミゲルはある事を思い出します。

デラクルスが演じた映画の中に2人の会話と似たようなストーリーがありました。

ヘクターは、ずっと忘れていた最期のときを思い出すのです。

2人の間に起こったあの時のこと…。

デラクルスはヘクターに知られたくなかった事実を知られてしまいます。

ヘクターの才能に嫉妬していました。ヘクターがいなければ、いい曲も歌詞もなにもできなかったデラクスル。

このまま、ミゲルがもとの世界に戻ってしまえば、誰にも知られたくなかったこの真実を皆に話してしまうと考えました。

ヘクターはミゲルにブレスを渡すのをやめもとの世界へは帰さないと伝えます。

そして、もう二度とミゲルと会わなくてすむようにと、ミゲルを地底に落としてしまうのでした。

落とされた地底でミゲルはヘクターと再会します。

ミゲルは泣きじゃくってヘクターに謝ります。「あのとき、素直に家族のもとに戻るべきだった」と。

そんなミゲルをヘクターは優しく抱きしめますがヘクターの身体が光はじめます。

消えていった、あのガイコツのおじいさんと同じ光りで。

死者の国からも消え去ってしまうときがヘクターに訪れようとしています。

ヘクターが死者の世界からも消えてしまうということは、ヘクターのことを知る最後のひとりが、死者の国に来るときが近いということも意味しています。

悲しく、なかば諦めたような声でヘクターはこう言いました。

「一目、ココに会いたかった」と。

その言葉を聞いてミゲルは写真をとりだしヘクターに見せます。

「この人は、僕のひいおばあちゃん。この人はひいおばあちゃんのお母さんイメルダ。だとすると、この人は…。」

自分たちが家族だとわかった2人。

ココとの思いでをミゲルに話すヘクター。その思いでの中でヘクターとココの間にあったのはリメンバー・ミーの歌でした。

ヘクターはデラクルスからギターも歌も、大切な家族と過ごす時間をも奪われていたことがわかりました。

無事にミゲルとヘクターは救出されましたがヘクターと再会したイメルダはまだ誤解したまま。ヘクターは音楽のため、家族を捨てた人だと思い込んでいます。

ミゲルが事情を説明し、はじめて真実を知った家族たち。

ですが、驚いたり感傷に浸っている時間はありません。デラクスルからヘクターの写真を取り戻しミゲルをもとの世界に戻さなくてはなりません。

家族は全員で協力してデラクルスから写真を奪い返そうと作戦を開始!

全ては片付いたと思っているデラクルスは鼻歌を歌いながらステージの準備をしていました。

しかし、舞台裏にはリベラ一家が既に忍び込んでいます。デラクルスも巻き込んで、舞台裏で大暴れ!

廊下や衣装部屋をも走り回り、写真を奪い合います。

やっとイメルダが写真をデラクルスより奪い返しますが、その拍子にステージにあがってしまいます。

スポットライトをあび大勢の前。

ステージを立ち去ることができないイメルダは静かにLlorona(ジョロナ)を歌いだします。

どこまでも透き通ったその声は会場中を包み観客はイメルダに魅了されてしまうのでした。

イメルダは歌いながらも写真をミゲルに渡そうとしますが、同じくステージに上がったデラクルスの邪魔がにあい、なかなか写真を渡すことができません。

Lloronaという歌はデュエットだったのです。ダンスをしながら歌うイメルダとデラクルスの2人に周りは手をだせません。

歌が終わり、観客の喝采を浴びる中、イメルダは隙をついて舞台裏に逃げ込みます。

写真を取り戻し、ミゲルの家族は一安心するのでした。

しかし、ミゲルの身体がガイコツにますます変化しています。一刻でも早くもとの世界に帰さなくてはなりません。

ヘクターの写真もミゲルに渡し、あとはブレスを渡すだけ。

誰もがほっと安心したとき、デラクルスがステージをほったらかしにして舞台裏に現れ、ミゲルを人質にとってしまいます。

ここは高い塔の上、舞台裏には壁などなく一歩足をすべらせれば真っ逆さまに落ちて死んでしまいそうな高さです。

他の誰も見ていないと思ったデラクルスは生前に自分がしたヘクターへの酷い行いを認め、さらにミゲルがもとの世界へ帰るのをやめさせようと高い塔の上から突き落としてしまいます。真っ逆さまに高い塔から落ちて行くミゲルを気にかけようとさえしません。

何食わぬ顔でステージにに戻ったデラクルスですが、観客だけでなく、スタッフまでもが冷たい目で彼を見ていました。

実は舞台裏で起こった全ての出来事を観客全員が聞いていたのです。

これではデラクルスはショーを続けることはできません。ショーのための生バンドも彼の為に演奏するのを辞めてしまいます。

死者の世界でも、またも悪事をはたらいたデラクルスをPepita(ペピータ)が掴み空に放り投げてしまいます。

全てが終わったとき、朝日が昇り始めます。

ミゲルが元の世界に戻るリミットと同時にヘクターが光に包まれ消えはじめます。

デラクルスに棟から突き落とされたとき、ミゲルはヘクターの写真を無くしてしまっていました。このままもとの世界に戻っても、ヘクターは
家族に会うために花びらの橋を渡れません。それだけでなく死者の世界から消えてしまいます。
家族に会うことは二度と叶わなくなってしまいます。

涙を流すミゲルにママは無理矢理ブレスを渡します。

今度は「条件なし」で。

気づくとそこは教会。もうすでに朝になり日が昇っています。ミゲルはヘクターのギターを持って家へと急ぎます。

真っ先に向かったのはココおばあちゃんの所。

ヘクターに会ったことを必死に伝えるミゲル。反応がないココおばあちゃんにヘクターのことを、どうか思い出して欲しいと願いミゲルはココとヘクターとの思いでの曲リメンバー・ミーを歌います。

音楽を禁止する家族の前の前で。

静かに歌を聞いていたココおばあちゃん。

やっぱり、わからないのかな。

そう諦めそうになったときでした。ぴくりとココおばあちゃんの手が動きます。

まるで、この曲を待っていかたのように。この曲は私のためにお父さんが作ったのと自慢したそうに、ココおばあちゃんも歌を歌いだします。

そして、ココおばあちゃんはおもむろにテーブルの引き出しをあけ、何かをミゲルに手渡します。そこには、やぶられた写真のもう片方が。もう捨てられたと思っていた写真の切れ端をココおばあちゃんは大切に大切に持っていました。

ココおばあちゃんは、ずっとヘクターを待っていたのでした。

「ココおばあちゃん、ヘクターは心からココおばあちゃんを愛しているよ。」

ずっと反応がなかったココおばあちゃんが歌った。これだけでも家族にとって嬉しいことなのにもっと嬉しいことが3つ。

誤った歴史は塗り替えられ、ギターも曲も全てがヘクターのもだったと世間に知られるようになりました。

ふたつ目は翌年、ヘクターは死んで初めて出国ゲートをくぐることができました。やっと家に帰ることができます。

ついに家族がヘクターの写真を家に飾ったのです。

最後の嬉しいことは、死者の日に亡くなったみんなが家に帰ると、そこは綺麗なお花と美味しい料理が並ぶテーブルを家族が楽しそうに囲み、音楽が流れていました。もちろん、ギターを演奏していたのは…。

美しい映像とハーモニー。そして家族を想うミゲル一家の活躍は映画館のスクリーンでお楽しみください!

歌や曲を紹介!

リメンバー・ミー
映画の主題歌が大きな反響をよんでいます。みなさんはリメンバー・ミーの舞台となったメキシコの公用語はスペイン語ということをご存知ですか?実は北米やメキシコの一部で放映された映画の主題歌は英語とスペイン語が混ざった歌詞で歌われています。メキシコの死者の日をラテンの音楽にのせた名曲だと、今では誰もが口ずさんでいます。

この他にも映画の中で使われている歌のほとんどはスペイン語です。

主題歌
Remember me(リメンバー・ミー)

ミゲルがヘクターと一緒に歌った歌
Un Poco Loco(ウン・ポコ・ロコ)

ミゲルがエルネスト・デラクスルの
気を引く為に歌った歌
The World Es Mi Familia
(ザ・ワールド・エス・ミ・ファミリア)

イメルダが歌った歌
Llorona(ジョロナ)

ここでは主題歌のリメンバー・ミーの歌詞を
ご紹介します。残念ながら日本語版の歌詞は
まだ全て公開されていません。
でも、英語とスペイン語で主題歌を歌うこと
ができたら、メキシコの雰囲気もだせて
とてもカッコいいですね!

♪「Remember me 」

英語:青スペイン語:オレンジ
Remember me
Though I have to say goodbye
Remember me
Don’t let it make you cry
For even if I’m far away I hold you in my heart
I sing a secret song to you each night we are apart

Remember me
Though I have to travel far
Remember me
Each time you hear a sad guitar
Know that I’m with you the only way that I can be
Until you’re in my arms again
Remember me

Que nuestra canción no deje de latir
Solo con tu amor yo puedo existir
Recuérdame
Que nuestra canción no deje de latir
Solo con tu amor yo puedo existir
Recuérdame

Si en tu mente vivo estoy
Recuérdame
Mis sueños yo te doy
Te llevo en mi corazón y te acompañaré
Unidos en nuestra canción
Contigo ahí estaré
Recuérdame

Si sola crees estar
Recuérdame
Y mi cantar te irá a abrazar
Aun en la distancia nunca vayas a olvidar
Que yo contigo siempre voy
Recuérdame

If you close your eyes and let the music play
Keep our love alive, I’ll never fade away
If you close your eyes and let the music play
Keep our love alive, I’ll never fade away
If you close your eyes and let the music play
Keep our love alive, I’ll never fade away

Remember me
For I will soon be gone
Remember me
And let the love we have live on
And know that I’m with you the only way that I can be
So until you’re in my arms again
Remember me!

Que nuestra canción no deje de latir
Solo con tu amor yo puedo existir
Remember me
Que nuestra canción no deje de latir
Solo con tu amor yo puedo existir
Remember me

『リメンバー・ミー日本語歌詞』

歌;シシド・カフカfeat東京スカパラダイスオーケストラ

♪リメンバー・ミー
お別れだけどリメンバー・ミー
忘れないで、たとえ離れても心ひとつ
おまえを想い、唄うこの歌

リメンバー・ミー
会えないときもリメンバー・ミー
愛に支えられいつまでも見守り包み込む
また抱きしめるまでリメンバー・ミー
リメンバー・ミー

隠れキャラやトリビア

ディズニーキャラが登場?!

リメンバー・ミーはピクサーが製作した映画で史上最高と評価をうけています。色鮮やかな死者の世界の風景やメキシコの美しい伝統が描かれたなかにあのディズニーキャラクターたちが!

どこに登場するかは映画を観てのお楽しみです。いくつわかるかキャラクターたちを探してみてくださいね。

ニモ(ファインディング・ニモ)
ドリー(ファインディング・ニモ)
ウッディ・プライド(トイ・ストーリー)
バズ・ライトイヤー(トイ・ストーリー)
マイク・ワゾウスキ(モンスターズ・インク)
ライトニング・マックィーン(カーズ)

たくさんの仲間が映画に出ています!何回もでてくるキャラクターもいるのでぜひ探してみてくださいね。

実在した人物も登場?!

リメンバー・ミーにはメキシコに実在した人たちも数多く登場しています。死者の国でも、素晴らしい活躍をしてますます輝いています!

Caltinflas(カルティンフラス)

メキシコで有名な俳優。
コメディアン、プロデューサー、そして
ディレクターまでこなす多彩な人物。

Frida Kahlo(フリーダ・カーロ)

メキシコが生んだ画家。世界からも評価を
得ています。立派な一本眉の持ち主です。

Maria Felix(マリア・フェイレック)

メキシコで有名な女優。数多くの作品に
出演しています。ドロレス・デ・リオとの
共演も多かかった。

El Santo(エル・サント)

メキシコのルチャ・リブレの伝説。
今でもメキシコの誇り。

Pedro Infante(ペドロ・インファンテ)

メキシコのエルビス・プレスリーと
呼ばれる有名な歌手。
デラクスルのキャラクターが彼に
そっくりだと遺族はピクサーを
訴えているが、ピクサーは
ただ似ているだけだと主張しています。

Jorge Negrete(ホルヘ・ネグレテ)

歌手であり俳優であるメキシコの
アーティスト。
有名な歌はOjos Tapatios
(オホス・タパティトス)

Dolores del Rio(ドロレス・デル・リオ)

歌手であり女優であるメキシコの
アーティスト。
とても美しく、マリア・フィレックと並ぶと
ゴールデンコンビと呼ばれ人々を
魅了していました。
活動の幅を広げアメリカでも活躍。

日本で大人気のパンのオリジナルが登場!!

日本で人気のパンの由来となった食べ物も登場しています。誰もが一度は食べたことがある丸くて甘くて外側サクっと、中ふわっとしたあのパンのもとになったパンが登場します。
そう、もう想像がつきますよね。メロンパンです!

日本で大人気のパン、メロンパンのルーツはメキシコのコンチャというパンなんです。ミゲルが最初にイメルダのブレスをもらうときのシーンで出てくるので、見逃さないでくださいね。

リメンバー・ミーの評価・感想まとめ!

・いい評価

死者の国が美しすぎる。
映画を見終わったとき、家族をもっと大切にしようと思える。

・良くない評価

途中で展開がわかってしまう。

・自分の感想

よくここまでメキシコ文化を調べれくれた!と、言いたくなるほどでした。
メキシコの風景や食べ物、草花なども忠実に描かれていることに感動しました。特にメキシコの人々の表情は素晴らしいです。メキシコのおばあちゃんは子供たちを怒る時靴を使います。感情が激しい一面、家族や子供たちには実は深い愛情を持っているのも特徴です。
今でもメキシコの人々から愛されている実在した人物も多く描かれていたのが嬉しいです。

カリフォルニア ディズニーにはリメンバー・ミーのPlazaが登場

カリフォルニア州のディズニーワールドには既にリメンバー・ミーのPlazaが登場しています。

日本での映画タイトルは「リメンバー・ミー」ですが、アメリカでは「COCO(ココ)」というタイトルです。

Plaza de la Familia COCO
(プラザ・デ・ラ・ファミリア・ココ)
と大きくかかれたゲートの先にあり、マリアッチのショーをみたり、映画の中に出てくる美味しそうな料理を食べることもできますよ!

カラフルで可愛いグッズもたくさん揃っていて、あれもこれも買いたくなってしまいます!

マリアッチショーは映画から飛び出してきたかと思うくらい本格的!

死者の日のペイントも体験できるのでパーク内にはガイコツがいっぱいです!

リメンバー・ミーのグッズについて

リメンバー・ミーのグッズはとにかくカラフルなものが多くて可愛い!!スマホケースや小物もガイコツでいっぱいなのにキュートです。

ダンテのぬいぐるみもカラフル!部屋に連れて帰りたくなりますよ。

日本ではどんなものが登場するか今から楽しみですね!

ディズニー(アメリカ)のオンラインショップでグッズをチェックできるので、早速チェックしてみてくださいね。
https://www.shopdisney.com/movies-shows/pixar/coco

字幕版を観る場合、スペイン語が少しわかるとより楽しめる?!

リメンバー・ミーの字幕版では英語とスペイン語が混ざった会話がたくさんでてきます。

「あれ?いまのって英語?」と思う方もきっいるはず。

そこで、映画の中ででてくるスペイン語を少しご紹介しますね。

・オラ(やぁ 挨拶のときに使う。英語でいうHi.)
・グラシアス(ありがとう)
・ムチャス グラシアス(どうもありがとう)
・ムチャチョ&ニーニョ(小さな男の子)
・ミ・ファミリア(私の家族)
・マリアッチ(メキシコの伝統的な音楽奏者の総称)

いくつ聞き取れるかチャレンジしてみてくださいね。

まとめ

リメンバー・ミーは誰もが「家族」の絆をもう一度、思い出させてくれる映画です。
死者の日は日本でいう「8月のお盆」みたいな日で、日本人には親しみが湧く文化ですよね。
子供から大人まで、多くの人にみてもらいたいと思います。